エーアイテックについて
エーアイテックの業績推移
エーアイテックも世界のニーズとともに1986年の創立以来着実に業績をのばし、さらにここ数年の伸びは前例のないものになっております。
エーアイテックの優位性
業界としての伸びは今後も期待されますが、さらに弊社が長年培ってきたこれらの優位性が他社との差別化につながると考えています。
技術 |
熱・流体制御にオンリーワンの技術を持つ。
異形部品挿入機も独自の技術を持っており、ニーズもある。
IoT冷凍機、二酸化炭素冷凍機、熱流体解析など更なる研究開発も進めている。 |
独立性 |
大企業の子会社ではなく、自社製品を持つので自分で意思決定ができる。 |
顧客 |
日本でもトップレベルの技術力を持つお客様と仕事している。 |
業界 |
世界中の工場が機械化していく流れの中、省力機械メーカーは発展が期待される。
またミリ波レーダー、パワーカード、DCMなど車の未来「CASE」の要となる製品の生産設備も手掛けている。 |
省力機械とは
省力機械とはもともと人の手で作っていた工業製品を機械で作るための装置の事です。人間だと同じ作業ばかりやっていると飽きてきて嫌になってしまいますが、機械はコツコツと仕事を続けます。休む必要がないので、24時間でも生産できます。作業者の健康や安全も守れます。機械の動きは正確なので、人手よりも高品質の製品が作れます。更に人件費がかからないので、安く作れます。
例えば、弊社の主力製品の一つにコーティング機という有機溶剤を電子基板に塗布する機械があります。電子基板がショートしないように電気が通るところにコーティングします。
人間が電子基板にコーティングする時には、まず塗ってはいけないところにテープでマスキングをしてから、スプレーでコーティング剤を吹き付けます。マスキングに時間がかかりますし、なかなか均一には塗布できません。高価なコーティング剤も半分くらい無駄になります。コーティング剤は有害ですから、作業者の健康も心配です。
ですが、コーティング機を使えば、塗布精度が高いのでマスキングが要りません。品質も向上します。コーティング剤も10%くらいしか無駄になりません。塗布エリアは密封して排気ダクトから有機溶剤を吸引・排気するので作業者の健康リスクも減ります。
2009年にアメリカで起こったトヨタ自動車の急加速事故について、豊田社長が電子制御部品に欠陥はないと断言し、実際に後日証明されました。その信頼性には弊社の低高温検査機も寄与しています。
重要な電子部品を-40℃の低温下、+120℃の高温下で全数動作確認する装置です。エンジン、衝突安全のためのミリ波レーダーやカメラ、パワステ、エアバッグ等が対象です。
会長をはじめとした設立メンバーがエアコンメーカー出身だった事もあり、冷凍機でも特別な技術を持っています。
異形部品挿入機、
硬化炉、
基板分割機など他にも得意分野があります。
急成長を続けるFA業界
産業用ロボットの世界販売台数
現在驚異的ともいえる伸び率で成長を続ける産業用ロボット市場。2018年国際ロボット連盟では産業用ロボットの世界販売台数が2021年まで年平均14%程度で増え続けるという見通しが発表されました。
Global industrial robot sales doubled over the past five years - 国際ロボット連盟 IFR