車載用半導体の低温検査用に開発した水冷2元冷凍機1体形低温ICハンドラAI-1000です。省エネ・省資源・省スペースに配慮し、-65℃から+150℃までの検査ができます。液体窒素冷却方式にくらべて、イニシャルコスト・ランニングコストの大幅な低減が図れます。

トレーチェンジャーとピック&プレースユニット、直進搬送コンベア、櫛歯搬送、縦型インデックスソークプレート等のワーク搬送機構をご覧いただけます。

また、既存のテストヘッドに対応すべく、コンタクト部に大きなスペースを確保しました。お客様のご要望に応じて、コンタクト部のカスタマイズを行ってご提供いたします。 冷凍機部分は、従来から高い評価をいただいています超低温二元冷凍機AI-860をベースに、ハンドラと一体化しました。それにより省スペース化のみならず、たいへん効率のよい温調が可能となりました。

さらに、冷凍機の設定・調整がハンドラの運転と同じタッチパネルによって効率よく行うことができます。是非、この機会に一体化のメリットをご覧ください。

特徴

液体窒素を使わない 液体窒素冷却方式ランニングコストの1/20以下となります。
排熱を屋外へ排出 水冷式のため室温を上げず、むしろ下げる効果があります。
連続運転が可能 1週間の連続運転が可能です。結露、着霜が極小です。
省スペース ICハンドラと冷凍機が1体のため省スペースとなります。

仕様

名称 水冷式冷却装置一体型ハンドラ
モデルNo. AI-1000
ワーク供給方法 トレー供給(トレーチェンジャー付きスタッカー1基、空トレー収納用スタッカー1基)
ワーク分類方式 トレーチェンジャー付きスタッカー2基、固定トレー2枚、計4分類
対象ワーク QFP、BGA等トレー供給部品
コンタクト部 各社テストヘッド対応カスタマイズ承ります。
使用電源 3相 AC200V、50/60Hz
供給エア 0.5MPA
外形寸法 幅 1660、奥行き 1300、高さ 1600

写真

AI-1000外観 外観
AI-1000トレー用スタッカー トレー用スタッカー
AI-1000縦型ソークプレート 縦型ソークプレート